世界各国さまざまなメーカーから販売されている「CBDリキッド」ですが、濃度やフレーバーだけで選んでしまっていませんか?
CBDリキッドの基本的な知識を解説するとともに、選ぶときに重要視するべきポイントをわかりやすくまとめました。
また、おすすめのCBDリキッドメーカーをランキング形式で紹介しながら、一つ一つのメーカーのコスパや特徴についても細かく解説しています。
目次
CBDリキッドとは
CBDリキッドとは、煙を吸いこんで成分を吸収するための製品です。スポイト付きの小瓶に入っており液体状であり、CBDオイルとよく似ていますが用途は全く異なります。
- 麻から抽出した原料+希釈剤
- 電子タバコ(VAPE:ベイプ)に装着するもの
- 内部にCBDを含むリキッドやオイルが入った構造
- カートリッジ内部の液体を、本体で加熱することで発生させた蒸気を吸入する
- VAPE(ヴェイプ・電子タバコ・ヴェポライザー)に充填して使う液体
アイソレートパウダーや麻から抽出したコンセントレートを、PG(プロピレングリコール)やVG(ベジタブルグリコール)といった希釈剤に溶かして作られます。
CBDリキッドは単体で使うことはできません。機械式の本体にリキッドを注入して使用します。
VAPEによってリキッドが温められることで、蒸気が発生しますので、この蒸気を喫煙しCBDなどの成分を体内に吸収させます。
CBDリキッドのメリット・デメリット
CBDリキッドのメリット・デメリットをそれぞれ解説していきます。
CBDリキッドのメリット
バイオアベイラビリティが高い
CBDリキッドの最大のメリットは、バイオアベイラビリティ(吸収率)が高いという点です。
肺から成分を吸収するこの方法では、消化・分解がおこなわれないまま成分を血流にのせることができ全身に作用させることが可能です。
参考:大日本住友製薬 くすりのいろは
バイオアベイラビリティについては、以下のページにて詳しく解説しています。
効果発現までの時間が短い
肺から吸収された成分は、すぐに血流にのって全身へと運ばれます。
そのため摂取から効果が発現するまでの時間が非常に短く、気分転換や急な痛みなどに効果的です。
参考:小林製薬 肺の構造・機能
オイルやエディブルよりも安価
製品 | CBD1㎎あたりの価格 | 吸収率を考えたコスパ (1㎎の吸収にかかる費用) |
---|---|---|
リキッド | 12.5円 | 28.4円 |
グミ | 10.8円 | 72円 |
オイル | 12.5円 | 62.5円 |
※上記は+WEED製品で計算
グミ:8粒200㎎ 2,160円、オイル:30㎖5000㎎ 62,532円、リキッド:10㎖5000㎎ 62,590円
※グミ:経口摂取(15%) オイル:舌下摂取(20%) リキッド:吸入(44%)として計算
吸収率が高いため、オイルやグミなどの経口摂取商品と比較すると、非常にコスパが良いのも大きなメリットです。CBD1㎎あたりの価格を比較するのもよいですが、重要なのは体内でどのくらい活用されるかという点でしょう。
継続的な摂取を考えているという方は、バイオアベイラビリティも加味し、CBD1㎎の吸収にかかる費用を比較して検討することをおすすめします。
CBDリキッドのデメリット
ワックスと比べると高価
製品 | CBD1㎎あたりの価格 |
---|---|
リキッド | 28.4円 |
ワックス | 20円 |
※上記は+WEED製品で計算
※リキッド:10㎖5000㎎ 62,590円、ワックス:1g100% 8,800円
CBDワックスは、濃度が高く希釈剤なども入っていないので、CBD製品の中でもっとも麻に近いと言われています。そんなワックスと比較すると、リキッドは若干単価が高めです。
ただ、ワックスは麻独特の味と香りや、喉や肺への刺激などリキッドにはないデメリットがあるので、両者をよく比較して自分に適している方を選びましょう。
希釈剤による身体への影響は不透明
冒頭でも解説したように、CBDリキッドの中身は「麻由来の抽出物+希釈剤」です。この希釈剤として使われるのが、PG(プロピレングリコール)やVG(ベジタブルグリコール)です。
どちらも他の成分と混ざりやすいという特徴をもった油上の液体で、電子タバコ用リキッドだけでなく、化粧品や歯磨き粉など日用品に多く使用されています。
毒性が低く食品添加物としても使われる安全性の高い物質ですが、燃焼させたときの温度によっては、成分が変化して発がん性を持つことが分かっています。
長期的に吸入することによる健康への影響について、具体的は行われていません。
参考:国立研究開発法人 国立環境研究所 化学物質データベース
初期費用がかかる
製品 | 価格 | 用品代 |
---|---|---|
リキッド | 5,500円 | |
オイル | 62,532円 | なし |
グミ | 2,160円 | なし |
ワックス | 8,800円 | 11,000円 |
※+WEED製品の価格を参照
リキッドは、単体では摂取することはできません。VAPEと呼ばれる電子タバコの本体が必要となります。
この本体の費用が追加で発生することに加えて、リキッドそのものの値段も決して安価ではありません。
メリットでも説明したようにコスパは非常に高いのですが、始めるときに発生する費用が高額になってしまうのはデメリットになるでしょう。
CBDリキッドの選び方
CBDは、摂取方法によって身体での吸収率に大きな差が出る成分です。様々な摂取方法がある中で、吸入での摂取は吸収率が非常に高く効果発現までの時間も短いため、人気の高い方法です。
人気の高まりに合わせて多くのメーカーがCBDリキッド販売に参入しているため、商品が非常に多く流通しています。
確かな商品を選ぶために重要な、3つのポイントを紹介します。これらを参考に、自分に合ったものを選んでいきましょう。
CBD濃度から選ぶ
CBDリキッドは、CBDの含有量が数パーセントの低濃度タイプから70%前後の高濃度タイプまで、幅広いラインナップが特徴の一つです。
摂取する目的や自分の体調に合わせて選んでいきましょう。目安として、以下の表を参考にしてみてください。
用量 | リキッドの目安濃度 |
---|---|
低用量 | 1%~10% |
中用量 | 20%前後 |
高容量 | 50%~ |
CBDのもつリラックス効果や抗不安作用は、低用量~中用量でも十分実感できますが、より強く実感したいという場合は、高濃度を選ぶといいでしょう。
高ければ良いということでもない
リキッドの濃度が高くなることに比例して、煙に含まれる成分の濃度も高くなります。
呼吸の強い力で大量に高い濃度の煙を喉に通すことになるため、刺激が強過ぎてむせてしまい上手く吸い込めないことがあります。また煙が重く肺への負担がかかることも懸念されます。
まずは煙を吸うことに慣れてから徐々に濃度を上げていく、もしくは低濃度のものを複数回に分けて摂取するといいでしょう。
成分の種類から選ぶ
CBDリキッドの効果を大きく左右するのが、成分の種類です。
麻にはCBD以外にも様々な活性化合物が含まれています。「CBD以外に、どのような成分を含んだ製品なのか」という点がポイントです。
種類 | 内容 |
---|---|
アイソレート | 純粋なCBD成分のみ |
ブロードスペクトラム | CBD+複数のカンナビノイドやテルペン |
フルスペクトラム | 麻から抽出した成分そのまま(THCは除く) |
カンナビノイドの持つアントラージュ効果とは、単体で摂取するよりも他の麻由来成分と一緒に摂取することでより効果が高まります。アントラージュ効果を得たい場合は、他の成分も一緒に摂取できるブロードスペクトラムやフルスペクトラムを選びましょう。
安全性から選ぶ
世界のCBD需要に追いつくため、環境規制や消費者安全基準が緩い国から輸入されたヘンプを材料として作られた製品も少なくありません。
汚染された土壌で栽培されたり強い殺虫剤が散布されるような状況で栽培されたヘンプからは、有毒物質・汚染物質が成分として残存してしまいます。
また、リキッドは加熱して使用するものですが、加熱することで発ガン性を持つ化合物が希釈剤として使われることがあります。長期的に摂取することで肺および全身への安全性は保障されていません。
このように安全性が確かではない製品が出回っていることを頭に入れ、原料の栽培環境や希釈剤の成分にも目を向けて選ぶようにしましょう。
CBDリキッドおすすめランキング
選び方のポイントである「濃度」「成分」「安全性」に加えて、継続して摂取するときに気になってくるコストパフォーマンスについての項目をプラスし、おすすめCBDリキッドをランキング形式で紹介していきます。
HERBS(ハーブス)CBDリキッド
1㎖あたりの値段 | CBD1㎎あたりの値段 |
---|---|
146円~880円 | 8.8円~14.6円 |
HERBSは、アメリカから輸入したCBDパウダーを使って国内で製造販売を行うメーカーです。純度の高いCBDのみを使用しているため、海外製品にありがちなTHCが誤って含まれている・残留農薬や残留溶剤といったリスクなく安心して使うことができます。
濃度は1%や3%といった低用量タイプがあり、リキッド1本あたりの価格も安いので初めての人にもおすすめです。
麻独特の味や香りが抑えられた爽やかなフレーバーも人気で、安心してCBDリキッドを楽しみたい人から支持されています。
PharmaHemp(ファーマヘンプ) PREMIUM BLACK
1㎖あたりの値段 | CBD1㎎あたりの値段 |
---|---|
330円~890円 | 11円~17.8円 |
スロベニア産のオーガニックヘンプを原料としているPharmaHemp社のPREMIUM BLACKシリーズです。こちらは同社の他のリキッドと異なり、フルスペクトラムである点が最大のポイントです。
CBGやCBDA、CBDV、THCVといった複数のカンナビノイドやテルペンによるアントラージュ効果が期待できます。
個性豊かなフレーバーも9種類用意されていて、味を楽しみながら摂取することが可能です。
AZTEC(アステカ)CBDDリキッド
1㎖あたりの値段 | CBD1㎎あたりの値段 |
---|---|
980円~2,480円 | 12.4円~19.6円 |
イギリス ロンドンのCBDメーカーであるAZTECは、フランスのオーガニックヘンプのみを原料とし、超臨界CO2抽出法をすべての商品に採用するなど安全性に定評のあるメーカーです。ヨーロッパでは人気No1といわれており、世界中に多くのユーザーを抱えています。
こちらの製品もフルスペクトラムタイプで、CBDVA.CBDV,CBG,CBN,CBCなど非常に多くのカンナビノイドが含まれていますので、満足度の高めに効果を実感できるでしょう。この含まれているカンナビノイドの多さがAZTEC最大の特徴です。
CANNAPRESSO(カンナプレッソ)CBDリキッド
1㎖あたりの値段 | CBD1㎎あたりの値段 |
---|---|
298円~1,100円 | 29.8円~110円 |
今回のランキングの中で、もっとも高い安全性を誇るのがこのCANNAPRESSOです。FDA(アメリカ食品医薬品局)から、医療製品を販売するための認可を得ている同社は、全ての製品を医療グレードで安全性高く仕上げているという特徴があります。
抽出法にも超臨界CO2法が用いられ、日本やEU諸国の展示会やEXPOに呼ばれるなど、高く評価されています。
リキッドはアイソレートの低用量タイプが主流ですが、他のメーカーと比べると少々高めの値段設定です。コスパよりも安全性や信頼度を重視したい方におすすめのメーカーです。
CBDFX(シービーディーエフエックス)CBDリキッド
1㎖あたりの値段 | CBD1㎎あたりの値段 |
---|---|
226円~326円 | 9.8円~17円 |
アメリカ国内の人気CBDリキッドトップ3にランクインするCBDFXでは、「テルペンオイル」と「ベイプジュース」という2種類のCBDリキッドを展開しています。
それぞれの違いは、テルペンオイルが含まれているか否かという点で、カンナビノイド自体はどちらもアイソレート仕様です。
テルペンオイルにはCBDアイソレートに加えて、複数の自然由来テルペンが配合されたブロードスペクトラム製品で、濃度は1種類となっています。
ベイプジュースは、CBD500㎎と1,000㎎の2種類から濃度を選ぶことができます。いずれのシリーズも30㎖と大容量なので長く楽しむことができるのがメリットです。
Koi(コイ)CBDリキッド
1㎖あたりの値段 | CBD1㎎あたりの値段 |
---|---|
165円~264円 | 7.9円~9.9円 |
アメリカのカリフォルニアに本社を構えるKoiは、日本の魚である鯉をモチーフとしたパッケージです。アイソレートタイプの低濃度リキッドを低価格で販売している点が特徴で、すべてのリキッド商品が30㎖と大容量なのもポイントです。
Koiは6種類あるフレーバーがとても良く、麻特有の苦味や喉がピリピリとするような感覚はなく、味わいを楽しめると評判です。
低濃度のリキッドに満足できないという方も、KoiのリキッドにCBDパウダーなどで独自に濃度をカスタマイズして楽しんでいる人が多いようです。
NATUuR(ナチュール)CBDリキッド
1㎖あたりの値段 | CBD1㎎あたりの値段 |
---|---|
462円~968円 | 18.3円~23.1円 |
オランダのCBDメーカーであるNATUuRは、CBDやCBGを使ったさまざまな製品を開発しています。
オランダ国内の基準だけでなく、アメリカFDA(食品医薬品局)の成分基準も満たした製品開発を行っており、ヘンプだけでなく香料などの添加物もオーガニックにこだわっています。
同社のCBDリキッドは、アイソレートタイプで含有しているカンナビノイドはCBDのみです。テルペンは配合のタイプもあり、味や風味が全く異なると口コミで高く評価されています。
まとめ
CBDリキッドの基本的な知識を解説するとともに、選ぶときに重要視するべきポイント、おすすめのCBDリキッドメーカーを紹介しました。
CBDリキッドは、体内への吸収率が高いため効果を実感しやすく満足度の高い摂取方法です。グミやオイルで効果を実感できなかったという方でも、リキッドなら満足のいく効果を得られたというレビューも多く聞かれます。
「安全性」「成分」「濃度」を重視しながら、自分に合ったリキッドを選んでみましょう。